2012年04月
2012年04月02日
新潟東方祭10アフレポ
今朝まで0泊2日の強行軍で新潟東方祭10に行ってきました!
1冊の本に突き動かされて万単位の旅費を払ってまでも東京から行くという、一体お前は何を言っているんだレベルの暴挙ですね…しかも大学の新歓の真っただ中に。天秤にかけて少人数サークルの存亡の危機にかかわる問題ではなくなぜこちらを選ぶ。
これがひとえに東方ファンの思考の一類型なのかもしれません。
3月31日の夜、起点は新宿。
貧乏学生の身で成田空港発着の航空機だとか上越新幹線だとかを使うという選択肢はさらさらなく、かといって高速バスは上京時に一度使って体のいいトラウマに成り果てていた次第。選ばれたのはJR在来線夜行快速電車「ムーンライトえちご」。青春18きっぷの使いさしを金券ショップで買えば安く移動できるというもくろみもあり。
…しかし金券ショップの営業時間を完全に読み違えていて、下りたシャッターを幾つも目の当たりにしながら途方に暮れることに。保険で学割を取っていたのがまだ救いではありましたが。
そんな感じで午後11時過ぎ、色々と後手後手に回りながら、出発。
しかし前夜行電車(寝台ではなく普通の座席車)に乗った時のぐっすり寝れた感は記憶違いだったのか。日付が変わってからの検札まで一向に眠気が訪れず、途中午前3時半だったかの長岡停車時にも普通に目が覚めるというありさまで、結局午前5時前、眠い目をこすりながら新潟駅に到着。予想より寒くはないとはいえ外にいたらいずれ風邪を引くだろうととりあえずマックを探すも行けど行けど見当たらずケータイで検索をするとなんと逆方向…
小1時間新潟の街をさまよい、マックで一時間ほど時間をつぶし、それでも居づらくなってケータイの充電がてらネカフェで更に二時間ほどgdgdしていると『会場で待機列が形成されている』との報が。
地方のイベントで待機列なんてできるのか、と半信半疑ながらケータイの充電完了を待っていざ出発。
1kmちょっとの道をてくてく歩き、政令指定都市の中心部なのになんかやけに土地が余っているなと思ったりした頃に会場の朱鷺メッセに到着。敷地が広く、建物も縦に長いので入り口がなかなか見えず。
晴れたり雨・雪が降ったりと天気が変わりやすかったのでカタログにあった会場外ではなく、会場内2階の信濃川河口が見える廊下に、事前予告とは違う場所とはいえ待機列が!開場まで1時間を残して2列300mほど?
じりじりと動きつつ詰めつつ、そんな感じで10時50分ごろ、入場開始。
さて、本来そんなに物欲が強くなく(例大祭ですら普段使いのワンショルダーで買い物は事足りる)むしろケチとリアルに言われる俺がなぜ新潟まで行くことになったのか。
価値判断の基準をぶん投げることになった原因は、ヒロさんという新潟在住の東方手書き作者さんでした。ニコニコ動画で『赤リボンチルノ物語』という動画を上げておられるのでそれでご存知の方もいるかもしれません。
そのヒロさんが初の同人誌を出す、現地でオフ会もする、それを聞いた時点でけっこう揺らぎましたが、委託しないしする気もないと聞いて遠征を決断したというのが実情です。
入場一番ヒロさんのブースに向かい本と缶バッジをゲット。本は部数が少なかったこともありお昼前には売り切れてしまう盛況で、午後に会場入りした人にはなかなかに厳しい現実が。あと個人的にスケブをお願いするとペン入れまでしていただいて俺のもとにはエヘ顔ダブルピースをした大ちゃんが手に入ったわけですが、実はヒロさんはスケブにはペン入れが当たり前だと思っておられたようで…
いや、そこまでしっかり描いてもらえたことは十分嬉しくて、むしろ申し訳ないくらいで。今までスケブをお願いしたことは他の方に数回あるのですがどれもラフ画だったので今回はとても面食らったという…いい意味で。
その他にもちょこちょこと買い物をしつつ(でもふたつほど行き忘れたところが;)、ヒロさんの生放送繋がりで絡みのあるmonakaさん、なくそたろうさん、ジョージさん、ジバさん、まっさんさんと合流。同じくオフ会に参加されるというサークル参加のいもりーぬさんのスペースに行ったら本人はいなかったり、終わり際にちょっと抜け出して東方・パワポケ双方のつながりがある民fulさんにお会いしたり(元から口下手なうえに寝不足で頭がスリープモードで話すにも事欠くとか、ほとんどこちらから新潟東方祭にお誘いした体なのに申し訳ない…>私信)、そんな感じで午後は慌しく過ぎて行きました。
新潟東方祭は同人誌即売会パートが終わってもダンス企画やオークション、アフターライブと続いていきますが今回はそれらに参加せずオフ会のメンバーでぞろぞろと階下に(まっさんさんが用事で抜け、いもりーぬさん、ヒロさんのスペースの売り子のかずみんさんが合流)。お店の予約まで当分時間があるので何をするかしないかとだらだら喋っているうち(この時ヒロさんが余った缶バッジを手持ち無沙汰そうに持っていたので東方クラスタの知人向けのお土産と十数個買ったり)にラーメンを食べに行くことになり、仮眠したいというmonakaさんと別れ近くのラーメン屋へ。
その後は寒風吹きすさぶ中をぽてぽてと歩き、アニメイトやらメロンブックスやららしんばんやらが同居しているというすさまじいビルで時間をつぶし、monakaさんが合流したところで18時になったのでいざお店へ。
オフ会は基本誰も飲むペースがすさまじいという感じで、ついつい俺もそれに合わせてか飲めないはずなのにカシスオレンジを三口で空けてしまいあわててソフトドリンクで中和するなど。
ヒロさんの生放送界隈では常にいじられる対象といううぉっしーさんを全員で煽ったり(なぜかオフ会会場にいない方まで便乗していたという)、年齢の話になってストップが掛かったり。そんな感じでまったりと進んでいきました。意外な食事の思考も垣間見えて面白かったですね、そして全会一致で『ラーメン嫌いは人間じゃない』と断言してよかったのか。
その後お土産を買う人は新潟駅で買い、南口で解散。
帰りの電車も「ムーンライトえちご」だったのですが、疲れ切っていたのか発車直後に意識が途切れるとそのまま終着の新宿駅まで戻ってきませんでした。
そこから最後の気力を振り絞って自宅に帰り、朝ごはんを食べてシャワーを浴びるとそのままダウン…結局『新歓に人手が足らない』と電話が来た昼過ぎまで床に突っ伏してました。
それでも楽しかったのでまた行きたいですね。
さて、来月は例大祭。前日にオフ会があるそうで、楽しみです。
1冊の本に突き動かされて万単位の旅費を払ってまでも東京から行くという、一体お前は何を言っているんだレベルの暴挙ですね…しかも大学の新歓の真っただ中に。天秤にかけて少人数サークルの存亡の危機にかかわる問題ではなくなぜこちらを選ぶ。
これがひとえに東方ファンの思考の一類型なのかもしれません。
3月31日の夜、起点は新宿。
貧乏学生の身で成田空港発着の航空機だとか上越新幹線だとかを使うという選択肢はさらさらなく、かといって高速バスは上京時に一度使って体のいいトラウマに成り果てていた次第。選ばれたのはJR在来線夜行快速電車「ムーンライトえちご」。青春18きっぷの使いさしを金券ショップで買えば安く移動できるというもくろみもあり。
…しかし金券ショップの営業時間を完全に読み違えていて、下りたシャッターを幾つも目の当たりにしながら途方に暮れることに。保険で学割を取っていたのがまだ救いではありましたが。
そんな感じで午後11時過ぎ、色々と後手後手に回りながら、出発。
しかし前夜行電車(寝台ではなく普通の座席車)に乗った時のぐっすり寝れた感は記憶違いだったのか。日付が変わってからの検札まで一向に眠気が訪れず、途中午前3時半だったかの長岡停車時にも普通に目が覚めるというありさまで、結局午前5時前、眠い目をこすりながら新潟駅に到着。予想より寒くはないとはいえ外にいたらいずれ風邪を引くだろうととりあえずマックを探すも行けど行けど見当たらずケータイで検索をするとなんと逆方向…
小1時間新潟の街をさまよい、マックで一時間ほど時間をつぶし、それでも居づらくなってケータイの充電がてらネカフェで更に二時間ほどgdgdしていると『会場で待機列が形成されている』との報が。
地方のイベントで待機列なんてできるのか、と半信半疑ながらケータイの充電完了を待っていざ出発。
1kmちょっとの道をてくてく歩き、政令指定都市の中心部なのになんかやけに土地が余っているなと思ったりした頃に会場の朱鷺メッセに到着。敷地が広く、建物も縦に長いので入り口がなかなか見えず。
晴れたり雨・雪が降ったりと天気が変わりやすかったのでカタログにあった会場外ではなく、会場内2階の信濃川河口が見える廊下に、事前予告とは違う場所とはいえ待機列が!開場まで1時間を残して2列300mほど?
じりじりと動きつつ詰めつつ、そんな感じで10時50分ごろ、入場開始。
さて、本来そんなに物欲が強くなく(例大祭ですら普段使いのワンショルダーで買い物は事足りる)むしろケチとリアルに言われる俺がなぜ新潟まで行くことになったのか。
価値判断の基準をぶん投げることになった原因は、ヒロさんという新潟在住の東方手書き作者さんでした。ニコニコ動画で『赤リボンチルノ物語』という動画を上げておられるのでそれでご存知の方もいるかもしれません。
そのヒロさんが初の同人誌を出す、現地でオフ会もする、それを聞いた時点でけっこう揺らぎましたが、委託しないしする気もないと聞いて遠征を決断したというのが実情です。
入場一番ヒロさんのブースに向かい本と缶バッジをゲット。本は部数が少なかったこともありお昼前には売り切れてしまう盛況で、午後に会場入りした人にはなかなかに厳しい現実が。あと個人的にスケブをお願いするとペン入れまでしていただいて俺のもとにはエヘ顔ダブルピースをした大ちゃんが手に入ったわけですが、実はヒロさんはスケブにはペン入れが当たり前だと思っておられたようで…
いや、そこまでしっかり描いてもらえたことは十分嬉しくて、むしろ申し訳ないくらいで。今までスケブをお願いしたことは他の方に数回あるのですがどれもラフ画だったので今回はとても面食らったという…いい意味で。
その他にもちょこちょこと買い物をしつつ(でもふたつほど行き忘れたところが;)、ヒロさんの生放送繋がりで絡みのあるmonakaさん、なくそたろうさん、ジョージさん、ジバさん、まっさんさんと合流。同じくオフ会に参加されるというサークル参加のいもりーぬさんのスペースに行ったら本人はいなかったり、終わり際にちょっと抜け出して東方・パワポケ双方のつながりがある民fulさんにお会いしたり(元から口下手なうえに寝不足で頭がスリープモードで話すにも事欠くとか、ほとんどこちらから新潟東方祭にお誘いした体なのに申し訳ない…>私信)、そんな感じで午後は慌しく過ぎて行きました。
新潟東方祭は同人誌即売会パートが終わってもダンス企画やオークション、アフターライブと続いていきますが今回はそれらに参加せずオフ会のメンバーでぞろぞろと階下に(まっさんさんが用事で抜け、いもりーぬさん、ヒロさんのスペースの売り子のかずみんさんが合流)。お店の予約まで当分時間があるので何をするかしないかとだらだら喋っているうち(この時ヒロさんが余った缶バッジを手持ち無沙汰そうに持っていたので東方クラスタの知人向けのお土産と十数個買ったり)にラーメンを食べに行くことになり、仮眠したいというmonakaさんと別れ近くのラーメン屋へ。
その後は寒風吹きすさぶ中をぽてぽてと歩き、アニメイトやらメロンブックスやららしんばんやらが同居しているというすさまじいビルで時間をつぶし、monakaさんが合流したところで18時になったのでいざお店へ。
オフ会は基本誰も飲むペースがすさまじいという感じで、ついつい俺もそれに合わせてか飲めないはずなのにカシスオレンジを三口で空けてしまいあわててソフトドリンクで中和するなど。
ヒロさんの生放送界隈では常にいじられる対象といううぉっしーさんを全員で煽ったり(なぜかオフ会会場にいない方まで便乗していたという)、年齢の話になってストップが掛かったり。そんな感じでまったりと進んでいきました。意外な食事の思考も垣間見えて面白かったですね、そして全会一致で『ラーメン嫌いは人間じゃない』と断言してよかったのか。
その後お土産を買う人は新潟駅で買い、南口で解散。
帰りの電車も「ムーンライトえちご」だったのですが、疲れ切っていたのか発車直後に意識が途切れるとそのまま終着の新宿駅まで戻ってきませんでした。
そこから最後の気力を振り絞って自宅に帰り、朝ごはんを食べてシャワーを浴びるとそのままダウン…結局『新歓に人手が足らない』と電話が来た昼過ぎまで床に突っ伏してました。
それでも楽しかったのでまた行きたいですね。
さて、来月は例大祭。前日にオフ会があるそうで、楽しみです。